第14回
PTEG研究会学術集会

The 14th Annual Meeting of
Japan Association for
Percutaneous Trans-Esophageal
Gastro-tubing

開催場所

開催事務局

第14回PTEG研究会学術集会
事務局
山陰労災病院 外科 野坂 仁愛
〒683-8605
鳥取県米子市皆生新田1-8-1
TEL:0859-33-8181 FAX:0859-22-9651
E-mail:pteg14@gmail.com

当番世話人挨拶

当番世話人 池口 正英

鳥取大学器官制御外科学講座病態制御外科の池口正英でございます。

このたび、第14回日本PTEG研究会を米子の地で開催できますことを誠に光栄に存じますと共に、責任の重さを痛感いたしております。伝統ある本研究会学術集会を山陰の地で開催させていただくことになったことは、当番世話人として関係各位に深く御礼申し上げます。

PTEGは、1994年に東京女子医科大学大石英人先生らによって開発され、2011年4月の診療報酬改定に伴って保険収載されました。現在では多くの施設で施行されるようになりましたが、PTEGの発展、普及、また安全性を追求する当研究会学術集会の役割は、年々大きなものになっていると感じております。

2002年に東京女子医科大学第2外科亀岡信悟教授のもとに第1回が開催され、様々なテーマで本研究会が開催されて参りましたが、今回のテーマは「PTEGをひとつのデバイスとしてかんがえませんか?」とさせていただきました。山陰地方ではPTEGはまだまだ馴染みの少ない手技であり、多くの施設でPTEGの利点、欠点についての知識を持ち合わせていないのが実情です。また一方で高齢化社会の到来は待ったなしでやってきます。山陰地方は日本の高齢社会を先取りするモデルであると思いますし、このような高齢社会では、地域連携が非常に重要な役割を担って参ります。今後PTEGが普及する段階において、PTEGを施行された患者さんが在宅へ向かう例も増えてくることが予想されます。PTEGは地域医療を担う開業の先生方にとっては、まだなじみの少ない診療行為であろうと思いますが、地域の先生にも広くPTEGの意義を理解していただくために、今回のテーマを設定させていただきました。

会期は2015年5月23日(土)で、米子市のコンベンションセンターにて開催いたします。医師、看護師の方のみならず、メディカルスタッフの方を含め、多数の皆様のご発表およびご参加を心よりお待ちいたしております。

米子市は人口15万弱の小都市ではございますが、近くには新緑の大山、海に湯が出る皆生温泉、少し足を伸ばしていただきますと松平不昧公のお膝元で小泉八雲が愛した松江市や出雲大社、石見銀山などの多くの観光地に恵まれた場所でございます。研究会で白熱した議論の後には、温泉で疲れを癒し、山陰の味覚を楽しんでいただければ幸いに存じます。

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